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悩める不機嫌男~日本経済に渇!の巻き

2009年07月05日 23:37

夜間勤務を終え、オレは自宅近くの駅に着いた。途中、運良く座れたので座席でうたた寝をした。
そのため、まだアタマがぼーっとしている・・・。

オレは駅のすぐ目の前にあるコンビニに入った。
今晩もまた4、5時間の仮眠のあと、出勤しなければならない。
こんな日はどこかでゆっくり朝食をとるというわけにはいかない。
睡眠時間を確保したいので、コンビニの食料で簡単に済ませることにしているのだ。
店に入るとオレは、乳製品の置いてある棚に一直線に進む。
「きれてるチーズ・サラミ風」・・・これが最近のオレのお気に入り。
これのおかげで、簡素な朝食にささやかな楽しみを見出せているのだ。

お気に入りのコイツを手に取り、あとは適当に飲み物などを見繕って買い物、終了。
レジで会計をする。

・・・558円。
小銭がダブついていたところなので、始末するのにちょうどいい。
オレはポケットから取り出した小銭を、一枚一枚、数えながらレジのカウンターに置いていった。
うたた寝の後遺症で、多少ぎこちなく、何度か数えなおしたりしながら・・・。

が、とにもかくにも数え終え、キッチリ558円の小銭を店員に示した。
・・・と、一瞬、店員の顔にいぶかしげな表情が浮かんだが、すぐに元に戻り、
「ちょうど、いただきます」
と言った。

「・・・?」

オレは、店員のそのいぶかしげな表情と、なんとなく感じる微かな違和感が気になりはしたのだが、それが何なのかすぐには分からなかったたため、深く考えぬまま品物を手に取り店を出た。

「さーてチーズ食って、寝るとするか」と、やっと今日一日が終わったような気分になって歩き出した。

・・・ ・・・ ・・・「!」

しばらく歩いて、オレはハッと気がついた。

「・・・10円多く支払っている・・・。」

オレはあわてて記憶を巻き戻した。
〆て558円。そのうち50円は50円玉で払った。だから、10円玉があるはずがない。なのに10円を見た記憶がある。
そうだ、あの時、大量の一円玉にまぎれて茶色い小銭が確かに混じっていた!
あの時、感じた違和感と、店員の一瞬みせた不可解な表情。その正体はこれだったのか・・・。

そして、それをきっかけに近過去の苦い記憶もよみがえってきた。
昔、同じ店でつり銭を間違えられたことがある。
しかも間違えたのはアルバイト店員を指導すべき立場である、店長らしきオッサンだった。一番こういうミスをやってはいけない立場の人間だ。
しかも、しかもだ。その時間違えたのは10円どころではない。500円だ、500円!
こんなこと信じられようかっ!?

このことがあって以来、このコンビニでは買い物をしないことに決めていたのだが、あいにくオレのお気に入り、「きれてるチーズ・サラミ風」はここでしか手に入らない。
近所にもう一軒コンビニがあるが、「きれてる~」はこの駅前のコンビニにしか置いていないのだ。
「切れてる~」が、オレのお気に入りになって以来、オレはやむなく禁を破ったのだ。
無論、気をつけてはいた。
が、今日は電車の中でうたた寝したのがいけなかったのか?気がゆるんでしまっていたんだろうか・・・ああ!

金額の大小ではない。オレは自分が油断していたことに腹が立って、自分を責めた。そして、ひとしきり自分を罵ったあと、今度は店員にも腹を立てていた。
ああいう表情を見せたってことは、10円多いことに気が付いていたんだろッ!?
だったら、なぜ「多いですよ」とひとこと言わないのだ?
店長がズボラで、きちんと教育されていないのであろう。とはいえ、んなもん常識の範疇だ。
バイトだろうがなんだろうが、給料もらってるんなら、それなりの意識をもって仕事をなさい!
・・・ああ、思えば、最近の接客業はあまりにもズサンすぎる。お金を払って不愉快な思いをする機会が多くなったものだ。
こんなことでは、冷えこんだ消費も、ひいては低迷したままの景気も、現状からはなかなか抜け出せまい。
日本の未来は、日本の経済はどうなってしまうのだあッ!!!

などと、オレは日本の未来を勝手に憂えるアタマのおかしなヤツのような、被害妄想にも似た押さえきれない憤懣にグルグルとなりながら、ひとり地団駄をふんだ。

・・・が、後の祭りよ。
店を出てしまい、しかもレシートも受け取っていないとなれば、今さら抗議のしようもない。
そしてオレは再び、激しい自己嫌悪に陥る。

超一流俳優、そして映画監督のクリント・イーストウッドは、かつて”クール・ガイ”についてこう定義した。
「クール・ガイとは”適切な時に適切なことを言え、あとからグダグダ言わない男のこと”である」と。
この定義に照らし合わせるとオレなどまったく”クール・ガイ”には程遠い。
しかも目眩がするほどに・・・。ちょっとシリアスだぜ・・・。
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